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トライガン&デビルメイクライ&オリジナル中心で節操なく活動中。おもに落書きばっかり。最近オリジナルに傾倒気味。 ※腐要素も含んでますので要注意
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オリジナルでうんぬんしてるのでさげまっすー。






別にエロくもなんともないのでこっちにおいてみた。まぁ、素っ裸ではあるんですけども←
エンティスとトライトロス。
ちなみにトライトロスには「裏切り者」、エンティスには「誘う」という意味が含まれております。
二人とも地属性。


かつて二人は仕える主人は違えど同じ場所を守護する守護者で、相棒同士でした。しかしトライトロス側の主によってトライトロスを始め現敵陣営の幹部クラスメンバーは記憶と人格を破壊されて容姿と能力以外は全く違う人物に再構築されてしまっています。ちなみに名前も違います。破壊される前のトライトロスの名前は「ヴァスト」。
敵陣営のボスはオメガの姉。でっかい兄弟げんかです←
敵で別人と化しているとはいえかつての相棒と対峙するのはなかなか苦しいものがあるようです。





――――――――――――――――


「…ホロウ」
「なんでしょうか、御主人」

褐色の肌をした大男が呟くように名前を呼ぶと、その足下に音もなく―顔も漆黒のヴェールで隠されている―黒ずくめの男が現れ、跪いた。

「感じるか。アダムの力を」
「……前と比べてずいぶんと濁っています」
「そうだ。いまアダムはこれ以上ないほどに疲弊している」
「攻め込むのですか」

大男―トライトロス―は視線を遥か先の建物に向けた。その表情に微塵の変化も感じられず、何を言わんとしているのかがわからない。

「攻める必要はない。ただ、少し促そうと思う」
「促す…?」
「アダムを忘我に堕とすためにな」
「…そこに何の意味が…箱庭を破壊したいわけではないのでしょう」
「どうせ魔族どもが全力で止めに入るだろう。程よく暴れさせれば良い。目的はそこじゃない」

大柄な身体に似合わず、軽い身のこなしでその場から飛び降りたトライトロスは瞬時に人間形態へと姿を変えた。そしてそのまま歩き出す。ホロウはその後を静かに追う。

「異界との関係を断絶する。向こうが余計な力を手に入れないうちにな。己の力を御せなかったアダムは、己に怯えて自ら異界から退くだろう」
「気に止めるほどの価値が異界にあるのですか」
「異界は法則を歪めようとしている」
「法則」
「アダムは博愛以上の愛情を注ぎ、守護者は主以上の相手をもうける。これは脅威になりかねない」
「………」
「予測不可能なことほど恐ろしいものはない。だから今のうちに手を打つ」

仮面のように変わることのないトライトロスの表情が、一瞬だけ微かに笑みを浮かべた。それはどこか楽しんでいるかのような笑みだった。


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